がけっぷち日本に大声援!!テレ朝史上最高視聴率52.7%
テレビ朝日系で18日午後9時35分から中継されたサッカーW杯の日本-クロアチア戦の平均視聴率が、関東地区で52.7%だったことが19日、ビデオリサーチの調査で分かった。サッカー中継として歴代6位の高視聴率で、同局開局以来の最高視聴率。瞬間最高は引き分けとなった試合終了時の場面で68.6%。推定1149万7360世帯(関東地区)が、無情のホイッスルを聞いた。
午後10時の試合開始時は52.1%だったが、時間を追うごとに視聴率は上昇し、前半22分にGK川口能活(30)が相手のPKを防いだ場面では63.6%に到達。前半終了間際、右サイドからDF加地亮(26)が切り込んでクロスを上げた場面では、前半最高の67.8%を記録した。
後半に入っても、再三迎える得点機に、視聴率は高い数字を維持。同6分、DF加地からの絶好のパスをフリーで受けた絶好の得点機にFW柳沢敦(29)が外した痛恨のシーンは62.3%だった。だが、以降も上昇を続け、試合終盤には65%前後の高い数字で推移した。
瞬間最高は、試合終了時で68.6%。ビデオリサーチによると、世帯視聴率1%(関東地区)あたり16万7600世帯に相当することから、推定1149万7360世帯が無情のホイッスルをテレビの前で聞いたことになる。
サッカーの最高平均視聴率は日韓大会・日本-ロシア戦の66.1%(平成14年6月9日、フジテレビ系)。1次リーグの日本戦で民放唯一の放送権を獲得したテレビ朝日は「最終予選から中継してきた心意気」(同局広報部)として、これを超える67%を目標に掲げていた。
目標にこそ届かなかったが、サッカー中継として歴代6位の高視聴率。さらにW杯アジア地区最終予選・日本-北朝鮮戦の47.2%(同17年2月9日)を抜いて、同局開局以来の最高視聴率を記録した。
12日の日本-豪州戦の49.0%(NHK総合)を上回り、今年最高を記録した同局広報部は「日本代表の健闘とサポーター、視聴者の心のこもった応援のおかげ。52.7%という数字でも充分満足です」とコメント。
同局のサッカーW杯日本代表応援団長を務めるSMAPの香取慎吾(29)も「本当に良かったです。日本全国の皆さんが、現地の日本人サポーターの皆さんと一緒に応援してくれたおかげだと思います」とコメントした。22日のブラジル戦(NHK総合)は深夜4時キックオフ。視聴率は果たして…。PR