人気グループ「ＫＡＴ－ＴＵＮ」が１４日夜、３月から行ってきたデビューツアーを東京ドーム公演で締めくくった。メンバー６人は公演前に記者会見。女優・小泉今日子（４０）との熱愛報道以来、初めて報道陣の前に姿を見せた亀梨和也（２０）は交際に関する質問に、硬い表情で「すみません、ごめんなさい」とコメントを避けた。
デビュー曲「Ｒｅａｌ Ｆａｃｅ」は約９８万枚を売り上げ、ミリオン目前。この２カ月で３度も東京ドームを満員にした圧倒的な人気。向かうところ敵なしのＫＡＴ－ＴＵＮながら、会見に臨んだ亀梨はいつになく緊張した様子だった。
取材陣が「心配しているファンに（メッセージを）」と促すと、笑顔で「頑張ります」とひと言。「小泉さんとの交際は？」との問いには「すみません、ごめんなさい」と頭を下げ、会見場を後にした。小泉との熱愛報道以来、取材陣の前に姿を見せるのは初めて。テレビカメラ９台が並ぶなど注目の高さを示した。
田口淳之介（２０）が「ＫＡＴ－ＴＵＮの歴史の１ページ目をきょう書き終えます」と話したように、この日の公演はデビューの総決算。関係者によると、亀梨は「きょうは大切な日。個人的なことでメンバーに迷惑をかけたくない」と話したという。また、小泉が沈黙を守っている中でコメントすることは失礼との考えも亀梨側にはあるようだ。所属のジャニーズ事務所は「（亀梨は）芸能界の大先輩として小泉さんを尊敬している」とあらためて交際を否定した。
一方、亀梨はステージでは一転、いつものワイルドかつセクシーなパフォーマンスで５万５０００人を魅了。「イヤなこと忘れて特別な夜にしようぜ」と盛り上げた。赤西仁（２１）ら他のメンバーも、予定にはなかった２回目のアンコールを行うなど計２８曲で完全燃焼。フィナーレでは感極まった中丸雄一（２２）が涙。上田竜也（２２）や田中聖（２０）も言葉を詰まらせ、６人と会場が一体となった。また、会見では亀梨をフォローするように、５人が普段以上にコメントするなど団結力の強さも見せた。
