民放で唯一W杯の日本戦(18日、対クロアチア戦)を中継するテレビ朝日は、12日から東京・六本木の本社前の樹木を日本代表のサムライブルーに染めた。5000個のLEDで午後6時から翌朝5時までライトアップするもので、同局広報は「去年もクリスマスを中心にブルーのライトアップをしましたが、今回は日本代表へのみんなの思いと勝利を願って実施した」としている。
社内には日本代表のユニホーム姿で出社する社員も出現。その熱気を反映するように社員食堂にも“W杯必勝メニュー”が登場した。例えば、この日は「オーストラリアを食え」という意味でオージービーフを使った「ビーフジンジャー」が提供され、2時間半で200食が売れる大人気だったという。
18日の中継当日には同社のW杯応援団長、現地で応援した際の“不敗神話”を誇るSMAP・香取慎吾(29)が出陣する。豪州戦に日本代表が勝てば、当日はこの日中継するNHK以上の視聴率に期待がかかる。全社一丸となり、日本代表の勝利を祈っている。